和歌山・太地町「くじらの博物館」施設・体験プログラムから割引情報まで

和歌山県の南東部に位置する太地町(たいじちょう)。ここは「古式捕鯨発祥の地」として知られ、町全体がクジラと共に歩んできた歴史を持っています。
そのシンボルとも言えるのが「太地町立くじらの博物館」です。
「普通の水族館と何が違うの?」と思う方も多いかもしれませんが、ここはクジラとの距離感が日本一(いえ、世界一かもしれません!)近い場所。 実際に訪れて感じた驚きと感動をもとに、見どころやお得な利用方法を詳しくレポートします。
▼ 関連記事
「くじらの博物館」とは?
「太地町立くじらの博物館」は、和歌山県太地町にある「クジラ」に特化した、世界でも珍しい博物館です。

単なる資料展示だけでなく、生きたクジラやイルカの飼育・ショー・ふれあい体験も行っているため、「博物館と水族館の両方の魅力」を併せ持っているのが大きな特徴です。
くじらの博物館内の施設

くじら博物館内は以下のエリアに分かれています。
- 博物館本館
-
建物の1階から3階までが吹き抜けになっており、クジラの生態や捕鯨の歴史を学ぶ中心施設です。
- 骨格標本: ホールにはセミクジラやシャチ、メグロハジロクジラなどの5種類の巨大な実物全身骨格標本が吊り下げられており、その大きさを肌で感じることができます。

- 歴史展示: 古式捕鯨から近代捕鯨に至るまでの道具、古文書、ジオラマなどが展示されており、太地町とクジラの深い関わりを深く知ることができます。
- 骨格標本: ホールにはセミクジラやシャチ、メグロハジロクジラなどの5種類の巨大な実物全身骨格標本が吊り下げられており、その大きさを肌で感じることができます。
- イルカショープール
-
本館のすぐ隣にある、こじんまりとしたイルカショープールです。
バンドウイルカやカマイルカによる、スピード感あふれるジャンプやコミカルな技を楽しめます。観客席との距離が近く、イルカたちが跳ね上げる水のしぶきが届くほどの臨場感があります。

また、ショーの後にはイルカとツーショット写真を撮るチャンスも?
- クジラショーエリア
-
世界でも珍しい、クジラ(小型のハナゴンドウやオキゴンドウ)によるショーが行われるエリアです。
人工のプールではなく、自然の入江を仕切って作られた場所で行われます。

イルカショーとはまた違った、クジラたちの力強い泳ぎや、トレーナーとの息の合ったパフォーマンスが見どころです。自然の海ならではのダイナミックさが特徴です。
- 資料館
-
クジラショーエリア前の建物で、鯨に関する資料の展示を行っています。
- ふれあい桟橋
-
クジラショーエリアの入江に突き出した桟橋です。
桟橋の上から、すぐ足元までやってくるクジラやイルカたちに直接餌をあげることができます(有料)。

水族館のガラス越しではなく、直接クジラの息遣いや肌の質感を感じられるほど近くまで寄ってきてくれます。嚙まれないように注意!
- ふれあいの入江
-
自然の海をそのまま利用した広大な飼育エリアです。
「クジラカヤック(有料)」では、カヤックに乗って入江に漕ぎ出し、クジラたちのすぐそばまで近づくことができます。
夏期などのシーズンには、海に入ってクジラと触れ合えるイベントが開催されることもあります。
- 海洋水族館・マリナリュウム
-
円形の建物内に巨大なドーナツ型の水槽がある施設です。

水槽の中を通るトンネル状の通路があり、頭上を泳ぐイルカやクジラを観察できます。まるで自分も海の中にいるような感覚を味わえます。

水族館としての展示も楽しめます 世界的に珍しい「白いハナゴンドウ」(腹部だけでなく全体が白い“アルビノ”個体)が飼育されていることでも有名です。
ここがすごい!見逃せない体験&設備
実際に足を運んで「これは外せない!」と感じたポイントを紹介します。
① 迫力満点!日本でも貴重な「クジラショー」
イルカショーは各地で見られます。
しかし、「クジラのショー」は非常に珍しいです。イルカとクジラの両方がいるショーは、沖縄の美ら海水族館などでもありますが、"クジラだけ"のショーはここくらいじゃないでしょうか?
巨体が目の前でジャンプする姿や、トレーナーさんとの息の合ったパフォーマンスは圧巻。客席との距離が近く、水しぶきが飛んでくるほどの臨場感です。

イルカのショーとはまた違った、ダイナミックな演技を楽しんでみましょう!
② 白いハナゴンドウ「スピカ」に会える
世界的にも極めて珍しい、アルビノ(全身が白い)のハナゴンドウ「スピカ」は必見です。

マリナリュウムの水槽の青い海の中で、真っ白な体が泳ぐ姿は幻想的で、一瞬で目を奪われます。
③フォトジェニックとはまさにこれ!青いトンネルでイルカと一緒に泳ぐような気分に
マリナリュウムの入り口からまっすぐ進むと、そこには大水槽をくり抜いたトンネルがあります。
見上げると何匹ものイルカが泳いでおり、まるで一緒に泳ぐような感覚になります。

天気が良ければ、非常に幻想的な写真が撮れますので、ぜひ挑戦してみてください!
④ 距離感ゼロ?「餌あげ体験」と「カヤック」
桟橋からクジラに直接エサをあげられる体験(有料:バケツ1杯につき300円)が人気です。
大きな口を開けて待つクジラの姿は、怖いくらいの迫力と愛くるしさが同居しています。

さらに、カヤックに乗ってクジラに大接近できるプログラムもあり、アクティブ派にはたまりません。
⑤ 距離ゼロ!イルカとのツーショット撮影
イルカショーを楽しんだあとに開催される、イルカとの撮影会。有料(1回300円)と毎回先着40名までの人数制限がありますが、手軽にイルカと触れ合える体験ができます。

高額な記念写真の販売などではなく、ご自身のカメラで撮影できます。
- 写真はスマホなどを係員さんに預けての撮影
- 天気やイルカの体調によっては中止されることもあります
「くじらの博物館」での滞在時間はどれくらい?
館内をじっくり回り、ショーや体験をフルで楽しむなら、2時間〜3時間ほど見ておくと安心です。
- 展示見学のみ: 約45分〜1時間
- 各ショー観覧+展示: 約2時間〜3時間
- 餌あげ・ふれあい体験込み: 約3時間〜4時間
各ショーの開催時間を事前に公式サイトでチェックし、その時間を軸に展示を回るのが効率的です。
クジラショー・イルカショーの開催時間
どちらも各回約15分の開催です
| クジラショー | イルカショー |
|---|---|
| 10:30 | 9:30 |
| 12:30 | 11:30 |
| 14:30 | 13:30 |
| ー | 14:30 |
- 天候及び、動物の体調が悪い場合、中止になることがあります
体験プログラムと料金
| プログラム | 場所 | 時間 | 料金 |
|---|---|---|---|
| イルカにタッチ | イルカショープール | イルカショーの後(先着40名) | 1人300円 |
| 餌やり体験 | ふれあい桟橋 | 9:00〜16:00 | 1バケツ300円 |
| カヤックアドベンチャー | クジラショーエリア・ ふれあいの海 | 9:00〜16:00 | 1人1,500円 |
| ビーチでふれあい※1 | ふれあいの浜 | 9:00〜16:00 | 1人1,500円 |
| ふれあい満喫パック※2 | 各所 | (販売時間) 8:30〜13:30 | 1人3,000円 |
※1, 2 身長120cm以上必要
※2 イルカにタッチ・餌あげ体験・カヤックアドベンチャー・ビーチでふれあいの4イベントのセット
年末年始、春季休暇、ゴールデンウィーク、夏季休暇、その他大型連休期間を除く平日のみ
閉館・天候及び動物状態等を理由に対象となるふれあい体験の何れかが中止となった場合、「ふれあい満喫パック」販売も中止となります
「くじらの博物館」営業情報・料金・割引情報

お出かけ前にチェック!くじらの博物館訪問前に知っておきたい情報をまとめました。
営業情報・アクセス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 和歌山県東牟婁郡太地町太地2934-2 |
| 電話番号 | 0735-59-2400 |
| HP | https://www.kujirakan.jp/ |
| 営業時間 | 8:30 ~ 17:00 |
| 定休日 | 年中無休 |
| アクセス | 紀勢自動車道「すさみ南IC」から約1時間。JR太地駅から町営バスで約10分。 |
入場料金
入場料金は以下の通りです。
| 区分 | 料金 | |
|---|---|---|
| 一般 | 大人(高校生以上) | 1,800円 |
| 小・中学生 | 900円 | |
| 幼児 | 無料 | |
| 70歳以上 | 1,700円 | |
| 太地町民 | 高校生以上 | 200円 |
| 中学生以下 | 無料 | |
割引情報
- くじら友の会
-
2回目以降の入場がお得に!その他、入会特典もあります。
区分 入場料+入会費 入場料(2回目以降) 高校生以上 3,600円 500円 小中学生 1,800円 300円 有効期間:1年間 【入会特典】
- 売店商品10%OFF (売店で会員証を先にご提示ください。一部除外品があります。)
- 入場300円割引券10枚 (次回より有効 お一人1枚限り)※ご本人は使用できません
- くじらの博物館+串本海中公園セット券
-
区分 入場料 高校生以上 3,800円→ 2,900円小中学生 1,900円→ 1,400円 - 各種クーポン
-
- 紙のクーポン(1人100円引き):「道の駅たいじ」などで入手可能です。
- アソビュー(事前予約): 大人・小人ともに100円引きで購入可能です。スマホで表示するだけで入場できるため、事前に買っておくのがスムーズでお得です(割引は2026年3月31日まで)。
- JAF割引について: よく「JAF割引がある」と誤解されがちですが、JAF優待があるのは山口県の「くじら資料館」です。太地町の「くじら博物館」にはJAFの直接の入場割引はありません。
ただし、近くの「道の駅 たいじ」ではJAF会員優待(コーヒー割引など)があるため、休憩に立ち寄る際は活用しましょう!
※2026年1月時点の最新情報
まとめ:クジラの町で特別な一日を
太地町立くじら博物館は、単なる展示だけでなく「生きたクジラ」との深いふれあいが楽しめる、日本屈指の体験型博物館です。
和歌山観光の際は、ぜひ少し足を伸ばして、この唯一無二の場所を訪れてみてください。


















コメント