【2025年版】粉河祭(こかわまつり)|開催日程・アクセス・交通規制情報

『粉河祭(こかわまつり)』は、紀の川市にある「粉河産土神社」の祭礼で、紀州三大祭の一つとされています。
2025年の粉河祭は、7月26日(土)と27日(日)に開催される予定です。
この記事では、粉河祭の基本情報、アクセス、交通規制などについてご紹介します。
目次
2025年の粉河祭開催情報

- 宵祭
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2025年7月26日(土)
露店出店あり- 19:00~23:00|だんじり運行・飾り付け
宵祭では、粉河駅から粉河寺大門橋までの粉河とんまか通りにおいて、提燈を灯しただんじりが勇壮に運行されます。
- 本祭
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2025年7月27日(日)
- 14:30|子どもだんじり
※子どもだんじり終了後 もち投げ - 15:40~|開催粉河中学校吹奏楽部の演奏
本祭には大伴孔子古の子、船主が奥州征伐に向かい賊徒を退治して凱旋した時の姿を伝えると言われる「渡御式(とぎょしき)」が執り行なわれ、馬にまたがった武者姿の稚児や裃(かみしも)をつけた行列が、粉河とんまか通りを総勢400名以上で練り歩きます(2年に1度、今年はなし)
- 14:30|子どもだんじり
- 開催場所
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和歌山県紀の川市 粉河とんまか通り周辺
粉河祭の起源と歴史
粉河祭の起源は、平安時代初期に遡ります。具体的には、粉河産土神社が創建された延暦年間(780年頃)に始まったとされています。この祭りは、紀州三大祭の一つとして知られ、地域の伝統行事として長い歴史を持っています。 粉河祭の歴史的背景
- 初期の祭り:粉河祭は、南北朝時代の初めから文書に記録されており、当初は「粉河寺六月会」と呼ばれていました。毎年6月18日に行われ、紀の川沿いの村々から多くの村人が参加して盛大に祝われていました。
- 戦国時代の中断:祭りは戦国時代に一時中断しましたが、天正13年(1585年)に再興され、以降も地域の人々によって受け継がれてきました。
- 渡御式の重要性:粉河祭の中心行事である「渡御式」は、神輿が粉河産土神社から出発し、地域を巡る行列です。この行列には、裃を着た武者姿の稚児や、地域の人々が参加し、約400名以上が練り歩く様子が見られます。
アクセス・駐車場・交通規制情報
アクセス
- 電車:JR和歌山線「粉河駅」から徒歩5分
- 自動車:京奈和道紀の川東ICから県道122号経由約2km10分
臨時駐車場・交通規制
粉河とんまか通り周辺では、車両の進入が禁止されます。一方通行などもありますのでご注意ください。
利用できる駐車場は次のとおりです。
駐車場情報
- 粉河小学校
- 粉河高等学校
- 粉河中部グラウンド(旧粉河中学校グラウンド)
- 粉河多目的グラウンド
- 粉河ふるさとセンター

- 紀州三大祭
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- 5月:和歌祭|@紀州東照宮
- 7月:田辺祭|@鬪雞神社
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