野口オートキャンプ場（御坊市）圧倒的な広さのビッグサイトと良好なアクセスが魅力

広くて安くて設備も万全。それでいて利用料金まあ手頃。そんなキャンプ場あるわけない…

いやあるんですよ。

今回訪れたのは、御坊市にある公設の『野口オートキャンプ場』

グループキャンプや初心者のキャンプデビューにもぴったりのこちらのキャンプ場を、この記事では紹介します。

当ページに記載の内容は、2024年5月に利用した際の情報です。

【御坊市】野口オートキャンプ場の概要

野口オートキャンプ場は、御坊市が運営する高規格キャンプ場です。御坊ICからすぐ、日高川の河川敷にあります。

全面芝生になっていて、初心者でも非常に利用しやすいキャンプ場となっています。

名称	野口オートキャンプ場
住所	和歌山県御坊市野口 日高川河川敷内
電話番号	0738-23-5669（御坊市ふれあいセンター） ※電話予約できません
営業期間	通年
定休日	なし
チェックイン	11:00〜16:00
チェックアウト	〜10:00（デイキャンプは当日〜17:00）
地面の状態	芝生
電源	あり（区画サイトのみ）
シャワー	あり（5分200円）
HP	https://www.city.gobo.lg.jp/sosiki/fureai/tanto/noguchiAC/index.html

サイトの種類

野口オートキャンプ場は3種類の区画サイトとフリーサイト、車中泊専用のRVサイトがあります。

ビッグサイト

12m×20mの約240m²、定員20名の超ビッグサイトです。一般的な25mプールが12.5m×25mなので、それに近いサイズと考えればその大きさがイメージできるでしょうか？

複数ファミリー集まってのグループキャンプにぴったり。

区分けはところどころに植木が植ってるだけですが、面積に余裕があるので干渉しあうことはほぼありません。

10×15サイト

その名の通り、10m×15m（150m³）の広さの区画です。定員は10人となっています。

こちらも区画内は駐車台数制限なしで、ファミリーでも2グループ程度であれば余裕の広さです。

フリーサイト

サッカーグラウンドくらいの広さがある広大なフリーサイト。広大しか言ってないくらい、どこも本当に広い！

こちらは1グループにつき５人までで、車一台、テント+タープが各1張までとなっています。

フリーサイトの奥には小さなサッカーゴールを置いた広場があり、フットサルが楽しめたりします。

この日もどこからともなく子供達が集まって、名前も知らない相手とフットサルを楽しんでいました。

プライベートドッグラン付きサイト

写真ではちょっと分かりにくいですが、奥のフェンスで囲まれたスペースがドッグランとなっており、その周辺とあわせて1区画となっています。

フェンスで囲まれたプライベート空間なので、周りのお客さんに気兼ねなく、ワンコとの触れ合いが楽しめます。

RV（車中泊）サイト

2024年4月から利用できるようになったばっかりの車中泊専用サイトです。

各サイト、電源もついています。

また、トイレにはダンプステーションもあり、キャンピングカーで周遊しながら旅をしているような方にもおすすめです。

野口オートキャンプ場の魅力

キャンプ初心者にもおすすめの野口オートキャンプ場の魅力をお伝えしたいと思います。

圧倒的な広さのビッグサイト

野口オートキャンプ場のサイトはとにかく広い！ここまでで何度も触れていますが、圧倒的な魅力です。

サイトが広いだけでなく、車の乗り入れもサイト内であれば台数も無制限。

また、サイトのスペースに余裕があるので、区画の区切りがざっくりなものの隣と干渉したりということがほぼありません。

清潔で整った設備

設備も充実しています。

洗い場は蛇口の数も十分。手洗い用の洗剤や子ども用の踏み台も置かれています。

ステンレスで清潔に保たれています。

シャワールームもきれいです。

自販機も一台備え付けられています。

コンビニも近いですが、手軽に飲み物が購入できます。お酒は残念ながら販売されていません。

ゴミ捨て場も完備されています。

可燃ごみはチェックイン時に御坊市のゴミ袋が一枚もらえますので、帰りにまとめて捨てられます。

また、缶・ビンやカセットコンロのボンベも分別の上廃棄可能。地味にうれしい。

焚き火の燃え殻、炭はかまどに捨てます。

かまども使えるのでしょうが、使っている人はみたことありません…

それでいてかなり安い料金体系

これだけ充実した高規格キャンプ場であるにも関わらず、料金はかなり安く設定されています。この辺は市の施設であるからこそ可能なのかもしれませんね。

基本的に、チェックインが月〜金は最低料金、土曜が最大料金で日曜が中間の料金です。
大型連休の場合は変動します。

ちなみに私たちが訪れた際は、2家族大人4人、子ども5人（うち1人は1歳で無料）で6,600円でした。

地域密着型のサービス

野口オートキャンプ場は御坊市の施設だけあってか、地元の事業者が協力しているのかしていないのか知りませんが、様々なサービスが提供されています。

そこら中に無人販売や配達販売の案内が…

焼き鳥屋さんの鶏肉バーベキューセットはなかなか気になりますね。

管理室の横には大量の薪が無人販売されています。料金は横の箱に入れるスタイルです。お釣りがもらえないので、小銭を多めに用意しておくのが吉。

野口オートキャンプ場でのキャンプ記録

チェックイン

堤防の入り口を降りたらすぐのところに管理棟があります。こちらで受付と料金の支払いを済ませればオーケーです。

私たちの家族は一緒にキャンプする友達家族よりも後から来ました。先に受付をすませてくれていたので、管理人さんに一声かけてお終いです。

テントの設営

着いたら早速テントの設営。

この日はかなり風が強くて、少し手間取りましたが無事完了。2家族分のテントですが、ご覧の通りかなり余裕があります。

河川敷で障害物もないため、風の強いはまともに風にさらされます

地面は全面野芝となっています。

ペグを打ち込むと、石が噛むのか、ところどころかなり硬いところもありました。

それでも、苦労するようなレベルではありません。

ひとしきり遊んだらシャワータイム

まあ色々はしょりますが、ひとしきり遊んだらご飯の前のシャワータイム。

正直、まあまあ狭い。息子とひと部屋に入るとぎゅーぎゅーです。

料金は5分200円となっています。

お湯を止めている間は時間が止まります。

なので、2人が体と頭を洗ってゆすぐくらいなら全然余裕です。

ただし、石けんやシャンプーはついていないので気をつけましょう。

お待ちかねのディナー

今回のメインは、焼き鳥！
ビールとめちゃ合う！！

味付けはもちろん「ほりにし」を使いました！

エビスから新しい味のビールが出ていましたので、迷わず購入しました。

あとは飯盒炊さんを微妙に失敗したり、一緒に行ったファミリーのご飯を分けていただいたりと、楽しい時間が過ごせました。

サイトが広いこともあって、遠くからにぎやかな声が聞こえてもうるさいと感じることもなく、ゆっくりできました。

5月に行ったキャンプでしたが、朝6時には明るくなっており、翌朝は早いモーニング。

我が家のキャンプの朝食は基本的にホットサンド。

シンプルですがうまい！

ただ、撤収は10時退出なので少しあわただしい…

帰りはチェックアウト等はありませんので、サイトをきれいにすれば、帰っても大丈夫です。

もう少しゆっくりしたい方は、翌日デイキャンプをセットで予約することで、17時まで延長可能（次の予約がなければ）。

アクセス・マップ

車

御坊ICより車で約2分
御坊南ICより車で約6分

電車

JR紀勢本線御坊駅よりタクシー約10分

【詳細】車での行き方（御坊ICから）

御坊ICから、野口オートキャンプ場への行き方です。

周辺の施設

野口オートキャンプ場を利用するにあたって、近くの便利なお店を紹介します。

【コンビニ】ローソン・ファミリーマート

キャンプ場から御坊ICを越えるすぐのところに、ローソンとファミマがあります。

片道5分もかからないので、ちょっとしたものを買いたい時には便利。

【ホームセンター】コーナン御坊インター店

こちらもキャンプ場から御坊ICを越えてすぐのところにあるホームセンター「コーナン」。中にダイソーもあります。

こちらも片道5分程度なので非常に便利。

【スーパー銭湯】宝の湯

こちらは片道10分程度のところにあるスーパー銭湯「宝の湯」です。

キャンプ場にはシャワーはありますが、お湯に浸かってゆっくりしたいのであればこちらがおすすめです。

入浴料	平日	休日
大人（中学生以上）	780円	980円
子ども	430円	530円