【熊野古道モデルコース】熊野三山を車で巡る2泊3日観光旅行
西日本でも屈指の人気を誇るパワースポットを巡る「熊野古道」。
「和歌山といえば」と尋ねると、白浜や高野山に並んで有名な観光地です。
ただ、昔の人と同じように歩いて熊野三山に参拝しようとすると、最短距離を行っても1週間はかかるうえ、毎日歩き続けるのでとても大変です。
それだけ十分な時間が取れればいいですが、ほとんどの人にはそんな暇はないでしょう。
そこでこの記事では『車で巡る2泊3日 熊野古道のモデルコース』を提案します。
おすすめのホテル・旅館や観光スポットもあわせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
日本を代表するパワースポット『熊野三山』とその参道『熊野古道』とは?
まずは「熊野三山」と「熊野古道」がどのようなものかを紹介します。
熊野古道とは?
熊野古道は、古代〜中世にかけて高まった熊野三山(熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社)への参道として整備された道の総称です。
- 紀伊路(きいじ):大阪から田辺への道
- 大辺路(おおへち):田辺から熊野那智大社まで海沿いを通る道
- 中辺路(なかへち):田辺から熊野本宮大社を結び、さらに那智大社・速玉大社へと山手に抜ける道
- 小辺路(こへち):高野山から熊野本宮大社へと抜ける道
- 伊勢路(いせじ):伊勢神宮から熊野三山へと抜ける道
- 大峯奥駈道(おおみねおくがけみち):吉野・大峯山寺から熊野本宮大社へと抜ける山道
現代も、この熊野古道に沿って国道(42号、168号、311号)が通っていますので、目安になります。
熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)
熊野那智大社は、那智勝浦町にある熊野三山の中で最も南に位置する神社です。神社のすぐそばには日本三大名瀑のひとつである那智の滝があり、その壮大な自然景観が訪れる人々を魅了します。
祭神と歴史
この神社の主祭神は羽黒飛龍大神(はぐろひりゅうのおおかみ)と、夫須美大神(ふすみのおおかみ)すなわち伊邪那美命(いざなみのみこと)です。
神社の創建は伝説ではありますが仁徳天皇5年(西暦317年)と言われ、古くからの信仰の中心地として、皇室や貴族からの厚い信仰を受けてきました。
日本一の落差「那智の滝」
那智の滝は日本一の落差を誇る滝であり、熊野那智大社の本殿と並んで見逃してはいけない景勝地です。
熊野那智大社は他の二社と異なり、山中の那智の滝を神聖視する原始信仰に始まります。
(そのため、創設は一番後となります)
境内から滝への参道は、厳かな雰囲気を持ち、参拝者を神秘的な世界へと引き込みます。
熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)
熊野速玉大社は新宮市にあり、熊野三山の中で最も海に近い場所に位置しています。この神社は、「熊野詣」の起点として重要な役割を果たしています。
祭神と歴史
熊野速玉大社では、主神は熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)です。この二神は夫婦神で、日本初の夫婦となった2人の神様を主祭神として祀っているため、家内安全といったご利益があると言われています。
創建時期は西暦58年と言われ、この地には早くから信仰の対象が存在していたと考えられています。
「神倉神社」からの絶景
熊野速玉大社は海岸線に近い位置にあるため、自然豊かな環境が特徴です。
権現山の中腹に鎮座し、熊野三山に祀られる熊野権現が初めて地上に降臨した伝承をもつ古社「神倉神社」は天ノ磐盾(あまのいわたて)という険しい崖の上にあり、熊野古道の一部である500段以上の急峻な石段を登ったところにご神体のゴトビキ岩があります。
そこから眺める市街地と熊野灘の遥々とした眺めは、新宮市随一のビュースポットとなっています。
熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)
熊野本宮大社は田辺市本宮町にあり、熊野三山の中心に位置します。全国に4700社以上ある熊野神社の総本宮でもあります。
祭神と歴史
熊野本宮大社の祭神は、家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)です。
詳しい創建年代は不明ですが、社伝によると崇神天皇65年に熊野川の中洲、現在の大斎原(おおゆのはら)の地に創建されたとされています。
大斎原(おおゆのはら)の大鳥居
熊野本宮大社はかつて、熊野川・音無川・岩田川の合流点にある「大斎原(おおゆのはら)」と呼ばれる中洲にありました。
明治22年(1889年)の8月に起こった大水害が本宮大社の社殿を呑み込み、社殿の多くが流出したため、水害を免れた4社を現在の熊野本宮大社がある場所に遷座しました。
現在、大斎原には高さ約34m、幅約42mもある巨大な大鳥居が建てられており、春には満開の桜が咲き誇る名所となっています。
まずは白浜方面へアクセス|車・電車・飛行機での行き方
白浜に旅行へ行く際のアクセスについて3種類の方法(車・電車・飛行機)を紹介します。
車で白浜に行く
車で白浜に行く場合は、大阪方面から阪和道を通って行く方法でほぼ一択です。
(大阪方面)
↓ 阪和自動車道
- とらとれ市場に行くなら:上富田IC
- 白浜町内中心部に行くなら:南紀白浜IC
堺料金所付近から南紀白浜ICまで約1時間半(約135km)
途中の休憩スポットとしては、以下の場所があります。
大阪方面から白浜までのSA・PA
- 岸和田SA
- 紀ノ川SA
- 吉備湯浅(きび・ゆあさ)PA
- 印南(いなみ)SA
電車で白浜に行く
電車で白浜方面に行く場合は、新大阪から「特急くろしお」が便利です。
特急くろしおにはパンダデザインのものもあるので、当たればラッキー!
あえてパンダくろしおを狙って乗るのも、お子様が喜ぶのでおすすめです。
(往路)特急くろしお 新大阪 始発
- 新大阪 7:34
- 大阪 7:40
↓
- 日根野 8:26(関空からの乗換駅)
- 和歌山 8:48
↓
- 白浜 10:10
(復路)特急くろしお 白浜 発
- 白浜 17:20
↓
- 和歌山 18:50
- 日根野 19:09(関空への乗換駅)
↓
- 大阪 19:47
- 新大阪 19:51
(一時間後も同様の特急あり)
大阪市内からであれば、特急で行くのも車で行くのも、正直いって所要時間は変わりません。
なので新大阪からレンタカーを利用するのも一つの手です。
ただし、渋滞の恐れがないのが電車で行くメリットですね。
飛行機で白浜に行く
白浜町内には「南紀白浜空港」があります。
南紀白浜空港には、東京羽田空港から1日3往復の便が出ています。
一泊二日で楽しむのであれば、朝一番の便で白浜入り、翌日夕方の便で帰るようにしたいですね。
羽田→白浜 | 白浜→羽田 |
---|---|
213便 07:30 → 08:45 | 212便 09:20 → 10:25 |
215便 11:40 → 12:50 | 214便 13:45 → 14:55 |
219便 16:35→ 17:45 | 218便 18:30 → 19:40 |
東京以外の遠方からくる場合は、関西空港発着便を選ぶこととなります。
関西空港からは、一度JRで日根野駅まで出て、そこで特急くろしおに乗り換えるようにしましょう。
関連記事 ≫ 子連れで楽しむ1泊2日 白浜モデルコース
モデルコースは右回りと左回りの2種類をご提案【2泊3日】
中辺路・大辺路を回って、熊野三山および観光名所を巡るコースです。
熊野古道周辺は公共交通機関(電車・バス)が非常に弱いので、クルマを使わないとスムーズな旅行はできませんのでご注意ください。
無理をすれば1泊2日でも巡ることはできますが、ほとんど移動になってしまいます.
だから、私は2泊3日の旅行をおすすめします。
時計回りコース
白浜から、まず国道311号線を通って本宮へと進むルートの概要です。
山道ではありますが、きれいに整備されていて道幅も十分あります。
山に入ると飲食店等が極端に減るので、早めに昼食を済ませるのが吉です。
反時計回りコース
白浜からまず、42号線を通って海沿いを進んで行くルートです。
途中、バイパスが整備されている区間もあって、道は非常にスムーズです。
関連記事 ≫ 紀南旅行のおすすめスポット紹介
周辺の観光・食事スポット
熊野古道の周辺には、温泉、水族館や「南紀熊野ジオパーク」として登録されている景勝地が点在しています。
中辺路、大辺路を、観光地を巡りながら回っていくのがおすすめです。
紹介しているスポットの地図
温泉
川湯温泉「仙人風呂」
冬にだけは入れるようになる露天温泉。この温泉の最大の特徴は「川底から湧く73℃の源泉に、大塔川の清流を引き入れて40℃前後に調整した、川に作られた温泉」であること。
川の一部を掘って作られたこの温泉は、誰でも無料で入ることができます。こちらは男女混浴ですが、ハダカでの入浴は禁止されており、必ず水着を持参しましょう。
ちなみに夏場は川遊びができ、掘れば温泉が湧いてきます。
場所 | 田辺市本宮町 川湯温泉(大塔川) |
期間 | 12月~2月末日 ※天候により開湯が遅れる場合があり |
入浴時間 | 6時30分〜22時まで |
入浴料 | 無料 |
駐車場 | 無料 約36台 (仙人風呂より下流約150m) |
更衣室 | あり |
湯の峰温泉「つぼ湯」
湯の峰温泉は、世界遺産にも登録されている「つぼ湯」が人気です。4世紀ごろに発見され、開湯から1800年以上。歴代の天皇も熊野へ向かうときに立ち寄っていた、日本最古の温泉と言われています。
湯舟は狭いこともあり、一組30分までの交代制での入浴になります。お湯の色は1日に何度も変わるといわれています。透明だったり、乳白色だったり、そのときの色が楽しめます。
湯の峰温泉郷は「道の駅奥熊野古道ほんぐう」から15分ほど、「熊野本宮大社」からは約10分です。
場所 | 田辺市本宮町 湯の峯温泉 |
所在地 | 〒647-1732 和歌山県田辺市本宮町湯峯110 |
営業時間 | 6時~21時(不定休) |
入浴料 | 大人:800円 12歳未満:400円 |
駐車場 | 温泉街入口(下流側)に無料駐車場有り |
景勝地
橋杭岩(はしぐいいわ)
串本から大島に向かい、約850mの列を成してそそり立つ、大小40余りの岩柱が「橋杭岩(はしぐいいわ)」です。
海の浸食により岩の硬い部分だけが残り、あたかも橋の杭だけが立っているように見えるのでそう呼ばれています。
またこの奇岩には、弘法大師と天の邪鬼が賭をして、一夜にして立てたという伝説も伝わっています。
国道42号線沿いの「道の駅 くしもと橋杭岩」から眺めることができます。
名前 | 道の駅 くしもと橋杭岩 |
所在地 | 〒649-3511 和歌山県東牟婁郡串本町 鬮野川1549-8 |
営業時間 | 9:00〜18:00 (トイレは24時間利用可) |
潮岬(しおのみさき)灯台
本州の最南端に位置する、潮岬にある灯台です。入館料を支払うことで、灯台の上まで登ることができます。
登ることのできる灯台は全国で16台あります。また、スタンプラリーも催されており、スタンプ帳は入り口で購入することができます(150円)。
名前 | 道の駅 くしもと橋杭岩 |
所在地 | 〒649-3502 和歌山県東牟婁郡串本町 潮岬2877 |
営業時間 | 夏季(土日等)8:30〜17:00 (平日)9:00〜16:30 冬季 9:00〜16:30 |
入館料 | 中学生以上:300円 別途駐車料金300円/台 |
古座川の一枚岩
国の天然記念物に指定されている、高さ約100m、幅約500mの巨大な一枚岩。
周りの風物を圧して川淵からそそり立つ姿は重厚の一言。一枚の岩盤としては日本最大級の大きさとされています。
「道の駅一枚岩monolith(モノリス)」では、この一枚岩を一等地で眺めながら食事を楽しむことができます。
川沿いにはキャンプ場もあり、ソロキャンからファミリーキャンプまで楽しめます。
名前 | 道の駅一枚岩monolith(モノリス) |
所在地 | 〒649-4235 和歌山県東牟婁郡古座川町 相瀬290-2 |
営業時間 | 夏季(平日)9:30〜17:00 (休日)8:30〜17:00 冬季(平日)10:00〜17:00 (休日)9:30〜17:00 |
水族館
太地町立くじら博物館
捕鯨で有名な太地町にある、『くじら博物館』
くじらやイルカの生態や、太地町の鯨漁の歴史を知ることのできる博物館。 イルカやクジラと戯れることもできる入江。 小さな水族ゾーン そしてイルカショーのプールとクジラショーゾーンからなります。
大迫力のクジラのショーが見られるところは珍しく、関西ではここだけです
名前 | 太地町立くじら博物館 |
住所 | 和歌山県東牟婁郡太地町 太地2934-2 |
電話番号 | 0735-59-2400 |
営業時間 | 8:30~17:00 |
休日 | 年中無休 |
入館料 | 大人(高校生以上) 1,500円 子ども(小中学生) 800円 幼児 無料 |
HP | http://www.kujirakan.jp/ |
串本海中公園
本州の最南端、串本町にあるのが『串本海中公園』です。
水族館だけでなく、海中展望塔もあり、実際に海の底にまで行くことができます(荒天時は閉鎖)。 磯で遊ぶこともできます。
ただし磯は滑りやすく、はしゃぐとこけて怪我をする恐れがありますので気をつけてください。
(私が訪れたとき、どこかのおばあさんが転んで救急車が来ていました…)
名前 | 串本海中公園 |
住所 | 和歌山県東牟婁郡串本町有田1157 |
電話番号 | 0735-62-1122 |
営業時間 | 9:00 ~ 16:30 |
休日 | 年中無休 |
入館料 | 水族館+海中展望塔入場券 大人(高校生以上) 1,800円 子ども(小中学生) 800円 幼児(3歳以上) 200円 |
HP | https://www.kushimoto.co.jp/ |
道の駅すさみ・エビとカニの水族館
道の駅すさみにある、廃校の体育館を改装して作られた、エビとカニに特化した変態的な特徴をもつ『エビとカニの水族館』
館内に入ると、これでもかというほどの甲殻類の応酬。海水から淡水まで、盛りだくさんです。
見る分には甲殻類アレルギーでも大丈夫。
『道の駅すさみ』のレストランでは、すさみ町の特産品であるイノブタ料理もいただくことができておすすめです。
もちろん、海鮮料理も沢山ラインナップされていますので、大人から子どもまで楽しめます。
名前 | すさみ町立エビとカニの水族館 |
住所 | 和歌山県西牟婁郡すさみ町江住808−1 |
電話番号 | 0739-58-8007 |
営業時間 | 9:00 ~ 17:00 |
休日 | 年中無休 |
入館料 | 大人(高校生以上) 800円 子ども(小中学生) 500円 幼児(3歳以上) 300円 |
HP | https://ebikani-aquarium.com/ |
食事・お土産
うなぎ料理 川よし
白浜・田辺から本宮へと向かう途中の国道沿いにある、うなぎ料理のお店「川よし」は、紀南地域でのうなぎ屋さんとしてはかなりの有名店。
営業時間もお昼のみで、すぐに行列ができてしまいますので立ち寄る難易度は少し高め。
でも、その苦労も吹っ飛ぶくらいの美味を楽しむことができることをお約束します。
本場の紀州備長炭で焼く、ふっくらパリパリの鰻。長年熟成されたタレと合わさった旨味が口の中に広がります。
店名 | うなぎ料理 川よし |
住所 | 和歌山県西牟婁郡上富田町 市ノ瀬1946-4 |
TEL | 0739-48-0531 |
定休日 | 火曜日・水曜日 |
営業時間 | 11:00~14:00 |
駐車場 | 有 |
とりそば下地橋
本宮大社から車で5分ほどのところに構えるラーメン店「とりそば下地橋」。
秘境のアクセスもよくないところにあるのに、うまいラーメン店がたくさんある和歌山県内でも密かな有名店です。
塩・醤油・味噌の3種類をラインナップする「とりそば」は、近くにきたら絶対に食べたい逸品です。
店名 | とりそば下地橋 |
住所 | 和歌山県田辺市本宮町請川422-1 |
TEL | 070-8484-2545 |
定休日 | 火曜日 |
営業時間 | 11:00〜14:00 17:30〜20:00 |
駐車場 | 有 |
おざきの干物
創業70年以上。「おざきのひもの」は、本州最南端の干物屋さん。独自の製法と味で本当に美味しいひものが味わうことができるお店です。
店舗は、お持ち帰りが中心となりますが、店内でランチもいただくことができます。
目の前の漁場でとれた新鮮な魚を厳選し一枚一枚丁寧に手開き、天日干しをした干物を提供。
天然塩、天然水で魚の旨さをギュッと凝縮しています。
ネットショップでも干物を購入することができます。
会社名 | おざきの干物株式会社 |
所在地 | 649-3511 和歌山県東牟婁郡串本町 くじの川1595-7 |
TEL | 0735-62-0337 |
HP | ozakinohimono.com |
営業時間 | 8:00〜18:30 (ランチは11:00〜14:00) |
勝浦漁港にぎわい市場
生のまま水揚げされる鮪としては日本一の水揚げ高を誇る「勝浦漁港」は、とれたての鮪を堪能する事ができる日本でも数少ない「漁師直送市場」です。
特におすすめは朝市。数量限定ですが、マグロ料理がワンコインで楽しめます。
営業時間は16時までですが、夏季は夜にビアガーデンをやっていたり、マグロの解体ショーといったイベントも頻繁に行われています。
店舗名 | 勝浦漁港にぎわい市場 |
所在地 | 649-5335 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町 築地7-12 |
電話番号 | 0735-29-3500 |
HP | https://nigiwaiichiba.com/ |
営業時間 | 8:00〜16:00 |
定休日 | 火曜日 |
周辺のおすすめのホテル・旅館
熊野古道にはいくつかのホテル、旅館がまとまったエリアがあります。
そのエリアごとのおすすめの宿泊地を紹介します。
おすすめのホテル・旅館の地図
串本町・潮岬周辺
本州最南端に位置する、太平洋を一望できるエリアです。比較的新しいホテルもあります。
大江戸温泉物語 南紀串本
勝浦港水揚げの生まぐろを満喫できる、オーシャンビューの絶景温泉宿 橋杭海水浴場まで徒歩約10分で行けて、マリンスポーツや絶景など、観光スポットも満載です。
フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山串本
名勝・国の天然記念物である橋杭岩を眺望できる道の駅「くしもと橋杭岩」に隣接する「マリオット和歌山串本」
ビジネスユースにもピッタリなシンプルで上質なサービスで、心地よいホテルステイをお約束します。
ホテル&リゾーツ 和歌山 串本
潮岬全体を眺めることができる高台に立った、ロケーション抜群のホテル。
好天時の露天風呂から望む太平洋の朝日は絶景です。
那智勝浦周辺
熊野那智大社のお膝元である那智勝浦町には、温泉が名物の老舗旅館がおすすめ。生マグロ漁獲量日本一の漁港もあり、ここで味わうマグロに鮮度は抜群。
ホテル浦島
緑豊かな吉野熊野国立公園の真っ只中に位置するホテル。浦島館内だけで十分に大人の方から子供さんまで一日中お楽しみいただけるようになっています。
館内はとにかく広く、5万m2、客室数も約400室あります。
温泉も6か所あり、その中でも「忘帰洞」「玄武洞」は海に面した洞穴にあり、洞穴内に響く波の音を聞きながら入る温泉は非常に贅沢な時間を楽しむことができます。
ただ、館内がとにかく広いので、たくさんある温泉全部を湯巡りするのがまあ大変。少なくとも「忘帰洞」と「玄武洞」は最低でも入っていただきたいです。
碧き島の宿 熊野別邸 中の島
宿専用の送迎船で訪れる、紀の松島に浮かぶ中の島。
全室オーシャンビューで海に張り出した天然露天風呂の絶景は格別。
ゆったりとしたプライベート時間を楽しむことができる高級宿です。
湯快リゾートプレミアム 南紀勝浦温泉 越之湯
「越之湯」の歴史は古く、創業は昭和8年。2021年4月にリニューアルオープンされ「湯快リゾートプレミアム 南紀勝浦温泉 越之湯」となりました。
越之湯は南紀勝浦の温泉と、海鮮料理が両方楽しめるホテルで、おまけに、海岸沿いに建っているので、絶景も楽しめます。
温泉や、美味しい料理だけでなく、足湯・岩盤浴・漫画など、家族でも、カップルでも楽しめるホテルです。
本宮大社周辺
熊野三山の中心地は古くから営業している老舗旅館が中心。古泉が点在するエリアでもあります。
山水館 川湯みどりや
川から湧き出す温泉がある川湯温泉の老舗旅館「みどりや」は、熊野の山々と大塔川に囲まれた美しい景色が自慢の宿です。
仙人風呂にも近く、歩いていくこともできます(冬場なので防寒注意!)
静かな所でゆっくりと過ごせるので、疲れた体と心がきっと癒されるでしょう。
湯の峯荘
豊富な湯量を誇る湯の峰温泉街の源泉から引きこんだ、かけ流し、循環なしの温泉が自慢の宿。また無料の貸切風呂も予約なしでご利用いただける、温泉好きに最高です。
さらに地元のブランド牛(美熊野牛)や豚(岩清水豚)、新鮮な魚介類など、厳選された食材が楽しめます。
湯巡りの宿わたらせ温泉 ホテルささゆり
わたらせ温泉「ホテルささゆり」は、西日本一と言われる「大露天風呂」が有名。
宿泊者専用の大浴場や、宿泊者専用の貸切露天風呂も4つあり、空いていればフロントで鍵を借りて無料で入れます。
姉妹ホテルの「ホテルひめゆり」「ホテルやまゆり」が併設されており、「ホテルささゆり」歩行者専用の吊橋を渡って行きます。わたらせ温泉は、川の両側に宿泊棟が分散してある程、大規模な温泉リゾート施設です。
中辺路周辺
田辺・白浜から本宮大社に行く道中に点在する宿。個性はが多い。
霧の郷たかはら
熊野古道のある標高約320メートルの山の中腹にたたずむ「霧の郷たかはら」
オーガニックの食材、渡瀬から汲んできた温泉を楽しめる和洋折衷、不思議な雰囲気の旅館です。
食事時には、世界を旅したオーナーのフラメンコギターの演奏も!?
「霧の郷」というだけあり、運が良ければ目の前に広がる雲海を望みながら朝を迎えることができます。
関連 ≫ 「霧の郷たかはら」宿泊体験記事
SEN.RETREAT TAKAHARA/CHIKATSUYU
熊野古道の空き家をリノベーションした、「一棟貸し」の宿が「SEN. RETREAT」です。現在は中辺路町の高原地区と近露地区にあり、今後も増えていく予定があるとのこと。
準備された「和歌山の美味しい」を「自分で作るから楽しい」食事体験も準備。
一棟貸しなので他の誰にも邪魔されない特別な時間を過ごすことができます。
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