高野山へのアクセス・宿泊・楽しみ方|真言密教の聖地 世界遺産に行こう!
弘法大師こと空海が開いた真言密教の聖地、『高野山』。
街全体がその総本山『金剛峯寺』の境内となっており、他とは違う雰囲気が味わえます。
また、世界遺産としても登録されたこともあり、今も昔の人気の観光スポットとなっています。
今回は、そんな高野山へのアクセスや観光の注意点になどを紹介いたします。
- 高野山への便利なアクセス方法
- 南海高野線の乗車体験
- 高野山の巡り方
- 高野山での食事や宿泊の情報
高野山へのアクセス
高野山へは、主に電車または自家用車で行く方法があります。
電車で高野山に行く
電車で高野山に行くには、大阪からであれば南海難波駅より南海高野線を利用するのが便利です。
JR和歌山線を利用の場合は、橋本駅にて南海高野線に乗り換えます。
- <南海なんば駅からのアクセス>
さらに、セット割引を使うとよりお得です。
- 電車割引往復乗車券
南海電鉄 発売駅⇔高野山駅 - 高野山内バス2日フリー乗車券
南海りんかんバス(ただし、立里線、高野・龍神線、高野・丹生都比売線は除く) - 【特典】拝観施設割引サービス券
金剛峯寺、金堂、根本大塔、霊宝館 - 【特典】お土産1割引サービス券
珠数屋四郎兵衛、中本名玉堂、高野茶屋 和久
《利用料金》
大人:3,720円→ 3,080 円(小児 1,550円)
☆往路のみ特急こうや利用
大人:4,510円→ 3,630 円(小児 1,830円)
車で高野山に行く
もう一つ、車で高野山を訪れる方法もあります。
京奈和道(無料道路)のかつらぎ西ICより、山道を進むこと約40分となります。
<京奈和道かつらぎICからのアクセス>
ハイシーズン(桜・紅葉の季節など)はただでさえ狭い道に車が集中するため、かなりの渋滞を覚悟する必要があります。
駐車場も多くありません。
また、酔い止めの準備も万端にしておいた方がいいでしょう。
高野山に行く際の注意点
和歌山県は温暖でかつ、夏はとても暑いです。しかし、高野山の町は標高が800mほどのところにあります。
そのため、平地より5℃以上、気温が低くなります。
特に冬は、雪がガッツリ積もります。
そのほかの季節でも、上着を一枚持っていきましょう!
電車で高野山に行ってきました!
南海九度山駅から高野山へ
今回は紹介したルートではなく、車で南海九度山駅まで移動し、そこから電車で行きました。
息子が電車に乗りたいということで、高野山に行くことにしたのですが、
和歌山県内の移動は電車だと大変…
駅がある九度山町は、真田幸村が滞在していた場所として有名です。関ヶ原の合戦後、徳川家康より高野山蟄居を命じられていました。
駅も和風に仕立てられ、6文銭の幕が飾られています。近くには記念館もありますよ。
駅の中には、おにぎりスタンド『くど』があります。
実はここのおにぎりもお目当ての一つにしていたのですが…
昼前に行ったら40分待ち…
事前注文しておけば良かった…
電車は30分に一本。あきらめました。
電車で高野山へ
九度山駅から高野山へは、電車・ケーブルカー・バスを乗り継いでいきます。電車とケーブルカーで片道840円。
まあまあ高いね
大阪(南海難波駅や新今宮駅)からは、特急こうやが便利です。
電車で極楽橋駅まで行くと、ここでケーブルカーに乗り換えます。
電車の混み具合にもよりますが、結構混むので、早めに乗り換えるのがおすすめです。
高野山駅につけば、そこからバスに乗り換えて高野山の町中に移動です。
バスはくねくね道です。
酔いやすい人はお薬準備。
真言宗の総本山『金剛峯寺』
高野山は、弘法大師の別名で知られる空海が開いた真言宗の総本山です。
高野山の山内は「一山(いっさん)境内地」として、総本山金剛峯寺の境内となっている。このうち、大門地区、伽藍地区、本山地区、奥院地区、徳川家霊台地区、金剛三昧院地区の6地区が国の史跡に指定され、世界遺産の構成要素となっている
Wikipediaより
金剛峯寺拝観情報
中学生以上:1,000円
小学生以上:300円
金堂
中学生以上:500円
根本大塔
中学生以上:500円
徳川家霊台
中学生以上:200円
授戒料
全員:1,000円
共通内拝券
中学生以上:2,500円
特に、「奥之院」と「壇上伽藍(だんじょうがらん)」は二大聖地と呼ばれ、大きな信仰を集めています。
奥之院には、墓石群のほか慰霊碑や供養塔なども数多くあります。様々な戦国武将も祀られており、歴史好きにはぴったり。
この奥之院は、弘法大師入定の地であり、「弘法大師御廟」は大師信仰の中心聖地です。一の橋から弘法大師御廟まで約2kmの参道には、多くの伝説も残っています。
派手さはないですが、風光明媚で俗世離れした雰囲気の高野山。訪れてみてはいかがでしょうか。
高野山内の巡り方
高野山の町は広く、歩いて「壇上伽藍」から「奥之院」まで巡るのはかなり大変です。
また、車で行ったとしても、行く先々で駐車場を探し回るのも無駄が多いと言えるでしょう。
高野山内では、日中はバスが周遊しています。バスを利用するようにしましょう。
高野山での食事・宿泊
食事は和食・軽食が中心
高野山で食事をする場合、大抵は沿道のお食事屋さんでとることとなります。
うどん・カレーと言った軽食や、和定食、または精進料理の専門店と言ったお店が多いです。
ただし、お店の数があまり多くなく、店内のキャパも小さいことが多いです。
そのため、行楽シーズンのお昼時はどのお店も順番待ちが生じます。
早めに食事をとるなど、少し時間をずらして利用するのが良いでしょう。
宿泊はお寺の宿坊
高野山には50以上の宿坊があります。
宿坊とは本来、僧侶や参拝者の宿泊場所でした。
しかし現在では、一般の観光客も利用でき、寺社文化を体験できるとあって大変人気です。
和の趣にあふれる歴史ある建築や、美しい庭園。伝統の精進料理を楽しんだり、修行体験ができたりするのが魅力ですね。
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自社仏閣巡りなら高野山は外せない
高野山は、歴史の教科書でも必ず登場します。誰もが聞いたことのある地名なのではないでしょうか。
町全体が境内となっている地は他に例はなく、ここでしか味わえない魅力が詰まっています。
あなたもぜひ、高野山に訪れてみてください。
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