世界遺産「丹生都比売（ニウツヒメ）神社」見どころ･アクセス･ランチ情報

2023年10月12日2025年5月17日

丹生都比売神社（にうつひめじんじゃ/にふつひめじんじゃ）は和歌山県かつらぎ町にある神社です。平成16年、「紀伊山地の霊場と参詣道」として、世界文化遺産に登録されました。

別称として「天野大社」とも言い、紀伊国一之宮とされています。（和歌山市の日前神宮・国懸神宮も一宮の位置づけられています）

全国に約180社ある丹生都比売神を祀る神社の総本社でもあります。

丹生都比売神社の概要と見どころ

丹生都比売神社は、空海が高野山を開く際に、その神領を分け与えたと言われています。

建てられた年代は不明ですが、1700年ほど前ではないかと言われています。

祭神

祭神は次の4柱となっています。

【第一殿】丹生都比売大神（にうつひめのおおかみ）
【第二殿】高野御子大神（たかのみこのおおかみ）
【第三殿】大食都比売大神（おおげつひめのおおかみ）
【第四殿】市杵島比売大神（いちきしまひめのおおかみ）

ご祈祷や七五三参りなども対応しています。

世界遺産

世界文化遺産に登録されている「丹生都比売神社」の内容は以下の通りです。

丹生都比売神社の世界遺産

重要文化財「丹生都比売神社本殿」
重要文化財「丹生都比売神社楼門」
史跡「丹生都比売神社境内」

決して大きな神社ではありませんが、おごそかで落ち着いた雰囲気が味わえる、素敵な場所です。

参拝について

丹生都比売神社は、24時間いつでも拝観することができます。拝観料も無料です。

ただし、夜間は照明がほとんどなく暗いため、十分に気をつけましょう。

授与所が開いているのは、毎日午前8時45分から午後4時30分までとなっています。

主な年中行事

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月	日にち	行事名	説明
1月	1日	歳旦祭（さいたんさい）	年のはじめを祝い、新年の繁栄と無病息災を祈る祭
	3日	元始祭（げんしさい）	年頭に天孫降臨に始まる国の大元を寿ぎ、皇室と国家の弥栄を祈る祭
	第三日曜	厄除祭（やくよけさい）	厄年の方々の厄除の祓いをする祭
	第三日曜	御田祭（おんだまつり）	豊年万作を祈る農耕神事で、福の種・天野宮宝印・厄除守護札が頒布される
2月	11日	紀元祭（きげんさい）	神武天皇が御即位されたことに由来し、日本の建国を祝い、国の隆昌を祈る
	17日	祈年祭（きねんさい）	今年の稲作の豊穣と産業の発展を祈る祭
	23日	天長祭（てんちょうさい）	天皇陛下の御誕生日をお祝いし、ご長寿並びに国民の平安を祈る祭
4月	第二日曜	花盛祭（はなもりさい）	春の大祭で、ご祭神に花を供え春を祝う
6月	30日	夏越の大祓式（おおはらえしき）	前半年の罪穢れを祓い、無病息災を願う神事
7月	18日	神還祭（じんかんさい）	葛城山脈二十八宿を巡行し、当社に帰還した故事に起源をもつ祭
10月	16日	例祭（れいさい）	年に一回の当社の最も荘重な秋の大祭
11月	23日	新嘗祭（にいなめさい）	その年収穫した新米を供え、収穫を感謝する祭
12月	31日	年越の大祓式（おおはらえしき）	後半年の罪穢れを祓い、無病息災を願う神事
毎月	16日	月次祭（つきなみさい）	ご祭神の縁日に毎月行う祭