【日帰り温泉】えびね温泉|日置川の清流を眺めて入る美と健康の泉

白浜町の南部を流れる清流・日置川(ひきがわ)をさかのぼった山あいに、地元の人からも県外の人からも愛される日帰り温泉があります。
それが「えびね温泉」です。
全面ガラス張りの大浴場から日置川の渓谷美を眺められるほか、施設内のすべての蛇口から温泉が出るというユニークな特徴も。
今回は、そんなえびね温泉の施設情報や設備、アクセス方法をまとめて紹介します。
「えびね温泉」の概要
えびね温泉は、日置川沿いの山間部にある日帰り入浴施設です。

施設名は、かつてこの地に群生していた「えびね蘭」という可憐な花に由来しています。
建物は創業者の父親が地元産の木や竹を使い、天井の板から机まで自らの手で手がけたというこだわりのつくりです。

日置川インターチェンジから車で約15分ほどの立地で、静かな山間の景色に癒される、地元でも評判の名湯です。
まずは営業時間や料金など、基本の施設情報を確認しましょう。
施設情報
営業時間や休館日、入浴料は下記のとおりです。年末年始は休館となるため、時期によっては事前確認をおすすめします。

| 施設名 | えびね温泉 |
|---|---|
| 所在地 | 西牟婁郡白浜町向平504 |
| 電話番号 | 0739-53-0366 |
| 営業時間 | 10:30〜18:00(18時閉館) 食堂:10:30〜13:00 売店:10:30〜18:00 |
| 定休日 | 年末年始(12月31日〜1月3日) |
| 入浴料(大人) | 大人:650円 小人:400円 |
| 入浴料(小人) | 400円 |
営業終了時間が18時とやや早めなので、訪れる際は午後の早い時間帯に立ち寄る計画を立てておくと安心です。
えびね温泉の設備と感想
えびね温泉最大の見どころは、日置川の渓流に面した全面ガラス張りの大浴場です。

開放感のある湯船から山と川の景色を眺めながらゆったり過ごせます。
泉質はアルカリ性単純硫黄泉で、無色透明ながらほんのり硫黄の香りと卵のような味が感じられ、肌をつるつるにする効果があるといわれています。
温泉の泉質は次の通りです。
| 源泉名 | えびね温泉 |
|---|---|
| 泉質 | アルカリ性単純硫黄温泉 |
| 泉質分類 | アルカリ性低張性温泉 |
| 掲示用泉質名 | 硫黄泉 |
| pH | pH9.5(アルカリ性) |
| 源泉温度 | 37.2℃ |
| ゆう出量(㍑/分) | 190L/分 |
「アルカリ性単純硫黄泉」とは、含まれる成分が比較的少ないながらも硫黄の効能を持つ、刺激が少なくて入りやすい泉質のことです。主な設備は次のとおりです。
- 大浴場(日置川に面した全面ガラス張り)
- 温泉スタンド(施設外、温泉水をその場で汲める)
- 食事処
- 段差を抑えたバリアフリー対応の館内
施設内すべての蛇口から温泉が出るのも大きな特徴で、洗い場でも湯船と同じ源泉を存分に楽しめます。
ただ、シャワーで硫黄泉を浴びるとにおいがかなり強く、ちょっとクセを感じます。
お食事どころはランチ営業のみですが、お昼ご飯どき以外も休憩室として利用可能です。

施設外には温泉スタンドが設置されており、1L11円で販売されており、温泉水を購入するために訪れる方も多く見られます。
長年通う常連客がいるほど、地元に根づいた温泉施設です。
また、近くには「向平キャンプ場」や「ねむねむの森キャンプ場」があり、キャンプの途中で入りにくるのにも便利です。
アクセス情報

車で訪れる場合は、紀勢自動車道「日置川インターチェンジ」から約15分、JR紀勢本線「紀伊日置駅」からは車で約10分が目安です。
公共交通機関の場合は、紀伊日置駅から日置川コミュニティバスの三舞線に乗り約15分、「えびね温泉前」で下車するとすぐの立地です。
山道を進んでいくルートになるため、カーナビや地図アプリで経路を確認しながら向かうと安心です。
まとめ|山深い秘境感も味わえる「えびね温泉」

山あいをぬって進んだ先に現れる一軒宿のような佇まいは、たどり着くまでの道のりも含めて「秘湯感」を味わえる温泉です。
ガラス張りの大浴場から見える日置川の渓谷は季節ごとに表情を変え、新緑や紅葉の時期に訪れるのもおすすめです。施設のすべての蛇口から温泉が出るというこだわりからも、源泉への愛着が伝わってきます。
温泉スタンドで水を汲みに来る地元の方の姿を見ると、長く愛されてきた温泉なのだと実感できます。
日置川沿いのドライブと合わせて、少し足を延ばして立ち寄ってみたい隠れた名湯です。












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